Ma boîte à bijoux 日々のビジュー

パリでの日々、思ったこと

Mon père

毎日いろいろなことがいっぱい起こって、思うこともたくさんあって、日々の記録に残す暇も見つからないまま、時間が超特急で過ぎていく。

 

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今日は、父伝にご縁があり、日本からパリの大学に交換留学中の20歳の女の子2人を、我が家にランチに招いた。歳の違う友達は多い方だけれど、さすがにハタチの友人は今まで周囲にいなかったので、刺激になった。

フランスでのカルチャーショックや、暮らしやすいと感じる点、最近の日本の様子など、話が弾んで、気が付くと6時間くらいお喋りしていたことになる。夫と息子は食後のデザートが済むと席を立ったので、あとは女同士の会になった。印象に残った本の情報も交換し合い、気になっていた在日韓国人作家の「パチンコ」や、アジア人として「クレイジー・リッチ・アジアン」を勧めてもらった。楽しいひと時だった。勉強に忙しい2人だけれど、また時々ご飯に誘って、色々聞かせて欲しいなと思う。

 

そして、東京の父に関しては、急に入院をして心配している。大丈夫だと笑うけれど、それでもやはり心配だ。こちらが心配しないようにと心配する父のことを思って、なるべく心配しないようにしているけれど。

 

入院の前の日に父とコールした時、気になる夢を見たと話していた。私が病床に伏せてしまい、父が助っ人として息子の面倒を見るために来仏する夢だったと言う。虫の知らせだったのかしら。それを聞いた時、私の頭の中も何かがちらっと過った気がした。

いわゆる「気」というものが、距離に関係なく届くのならば、父は今頃、一昨日よりは良い夢を見ているだろうか。そうであって欲しい。