Ma boîte à bijoux 日々のビジュー

パリでの日々、思ったこと

Entries from 2019-04-01 to 1 month

Elle est en feu, Quasimodo est en larmes

春うららかな1日の終わり、テレビをつけたら、 私がパリに初めて来た日、タクシーの車窓越しに一番はじめに目に飛び込んできたパリの宝石、ノートルダム寺院 が燃えていた。 ショックで、洗濯物をたたんでいた手がパタリと止まる。 実況中継の声が伝える。 …

les pétales de cerisier

満開のぼたん桜の木の下、 この街では誰も足を止めたりしないけれど、 サクラ チル 今年もやって来た春は、 また去っていこうとしている。

Le figuier du jardin

アパートの中庭のイチジクの木は、日に日に新芽が大きくなっていく。 グレーのスウェードの肌をした枝先に、ちっちゃな手のひらを広げたような新緑が眩しい。 毎日ここを通る度に、マチスの切り絵みたいだな と思う。

Un assortiment printanier

小さな春の詰め合わせ 散歩の収穫。 木蓮のつぼみ、雪柳、そして桜。 どれも息子が「ぼくが取ってあげる」と言って摘んでくれたもの。 木蓮は、つぼみは取らないでね と言う暇もなく、ポキっと折って手のひらに乗せて戻ってきた。 つい最近まで、散歩の途中…