息子を学校に送った後、なんとなくそのまま家に帰るのに気が向かず、珍しくカフェでプチ・デジュネ(朝食)と決め込む。
Madame, que désirez-vous ?
Une tartine sans beurre avec de la confiture s’il vous plaît !
銀のトレイに、ざっくりと半分に割ったバゲッドと苺のコンフィチュール、アールグレーのティーポットが乗って、カタカタと運ばれてきた。
後で気が付いたが、今日は春分の日。
そうか、今朝の「そわそわ」は、きっと春のせいだったのね。