理由はともかく、今朝、息子をオステオパシーの先生 (骨格を見るマッサージ師のようなもの)のところに連れて行った。
約束の9時15分。ちょうど時間通りにキャビネ(診察所)のあるアパルトマンの足元に到着したところで、携帯にsmsが入った。
すみません、15分ほど遅れます。Si vous voulez bien m'attendre... (差し支えなければお待ち頂けますか...)
了解ですと答えて、通りを挟んで向かいにあったカフェに入った。注文したカフェオレが運ばれるや否や、またすぐにメッセージが入った。
到着しました。Vous pouvez monter au cabinet svp... (診察所にお上がりいただけますか...)
おや、この人は、「てんてんてんの人」だな と思った。
プライベートなメッセージに点々を入れる人は時々周りに居るけれど、こういった具合に、初対面の人間相手に仕事の用事でも語尾に点々を使う人はちょっと珍しい。
棺桶サイズのクラシカルなエレベーターで、古いオスマン調のアパルトマンの2階へ。診察室のドアの向こうに居たのは、思った通り「てんてんてんの人」だった。すなわち、ニュアンスのある人。無骨なタイプではなく、どちらかと言うとセンシティブなタイプ。これと決めたらもう変更しないような雄々しいタイプではなく、寄り道好きなタイプ。迷えるタイプ。
そう、私が想像上、そして経験の上でも知るには、メッセージに頻繁に「てんてんてん」を使う人は、それ独特の感受性があるのだ。
Il y a une mentalité spécifique chez ces gens de "points de suspension"...
ムッシュウてんてんてんの丁寧な診察が無事に終わり、診察所を後にすると、また追って sms が入った。食生活と健康に関するお勧めの podcast があるという話だったが、その情報を送ってくれたのだった。こんな具合に。
先ほどお話したのはこちらです。Elle aborde tous les sujets de santé... (健康に関するあらゆるテーマを取り扱ってます... ) T氏のインタビューも聞き甲斐があります... ご興味あればぜひ...
Waaoh ! てんてんてんのてんこ盛り！
