Ma boîte à bijoux 日々のビジュー

パリでの日々、思ったこと

Trop féminin ?

今日のおやつ。

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息子にはちょっと女の子っぽ過ぎたかしらん。

でも、苺という果物が可愛らしいのはママンのせいではありません。

それにしても、果物をあまり食べない男の人が多いのはなぜだろう。息子は今のところ例外だけれど。その調子で、将来フェミニストにでもなってくれたら本望。(?!) フェミニストの女の子は珍しくないけれど、フェミニストの男の子というのは一枚上手だ。

 

ちょうど去年の今頃、ひょんなご縁でフェミニストを名乗る知り合いが急に増えた。皆、カッコいい素敵な女性ばかりだ。「女性が変わる時こそ世の中は大きく変化する」と、フランスに亡命したとあるイラン人男性の知人が言っていたけれど、更に言うと、これからの時代は女性だけに限らず、男性の中の女性的な部分が、男らしくあることを妨げずにもっと受け入れられて変化すれば、社会はもっとソフィスティケートな良い方向に変わるのではないかしら。

 

具体的にはどういう事かと言うと、例えば夫とフェミニストの話題になった時、彼は、「女性は不公平な立場にあるといつの世でも訴えるけれど、例えば戦時中の男達は戦争に行かなきゃならなかったんだぜ。お前達も行けるか?」とのたまう。それはごもっとも。しかしそこで、男女同権を目指して女性も参戦しようという展開ではなく、男性の中の繊細な女性性、父性の中の母性のようなものを育んで、男性も戦争に行かなくなればいいのだ と私は本気で思う。たわ言だと笑い飛ばされても。その手始めに、これからの時代の男性には積極的に家事や子育てに参加することをお勧めしたい。

Vive la féminité !