何となく
今年は良いことあるごとし
元日の朝、晴れて風なし
石川啄木
年末はバルコニーに置いたテーブルも吹き飛ばされそうな強風と雨の日が続いたけれど、元日の朝は何事もなかったかのようによく晴れてすっかり穏やかだった。その翌日も、翌々日も然り。去年散々荒波に揉まれた私達に、空から新年のご褒美なのだろう。日出づる国で生まれ育った私は、たとえ別の土地に暮らしていても、一年の初めに太陽が照るともうそれだけで幸先が良いような気になるからお得だ。
新しい年は、お正月の三ヶ日の間にささやかだけれど素敵なことがいくつかあった。
この世はサインで満ちていると思うから、良きも悪しきも見逃さずにちゃんと受け止められる人間でありたいと思う。
今年は良いことありそうな
今年は良いことあるそうな
年が明けるだけでとりあえず明るい気持ちになれるなんて素敵だ。
明けまして、おめでとうございます!